［Coffee Break］航空中耳炎

 このところ飛行機による旅行をする学生が多いので，こんな話題を取り上げてみました．

1月末，札幌から羽田まで飛行機に乗りました．
羽田空港に向かって下降し始めて，次第に気圧が高くなってきた時のこと・・・

いつものように耳が聞こえづらくなりました．
良くもあることです．
つばを飲んだり，耳抜きをしたりすると直ります．

ところが，この時は，いくらつばを飲んでも，あくびをしても直りません．
あげくのはて，次第に痛くなってくるのです．
仕方なしに鼻をつまんで，無理無理耳抜きをしました．

左耳は正常になったのですが，右耳はゴリッというような音がして，聴力が著しく低下してしまいました．
その上，ぶつぶつ音がしているのです．

耳が物理的に破壊されたかもしれない！
焦りましたが，どうにもなりません．

後日，耳鼻科に行って診察を受けたところ．
これは「航空中耳炎」といって良くあることだとのこと・・・

気圧の上昇に鼓膜が耐えきれなくなって，傷つき，リンパ液が出たり，出血することが原因だとの説明でした．
特に風邪などをひいていて，鼻と耳を連結しているパイプが詰まっていると，起こりやすいのだそうです．

その後，右耳にはずっと違和感があったのですが，やっと昨日それが無くなりました！
1ヶ月近くかかりました．

体調不良で飛行機に乗る時にはご注意を！！

［Coffee Break］ウンコを食べる！

これからは、一般の本も紹介していきます。
自分の本以外は、３段階評価をします。
「松」、「竹」、「梅」です。
「松」は、すぐにでもお読み下さいという評価。

第一弾！　「松」
coffee breakには不向きだったかなと思いつつ紹介

おもしろ本のカタログのような本。
私ごのみの「探検本」や「博物物」などが続々登場する。
一度気に読んでしまうともったいないので、通勤電車内でチョットずつ読む。
先まで読みたいのを我慢・・・。

中でも強烈な印象の一節が「クソ食う人々」。
世界には様々なウンコを食べる人々がいるという話
羊、アザラシ、水牛のウンコ・・・
あげくの果ては、人間のウンコの一部まで食してしまうというのです！

藤原新也がガンジス川に埋葬されて遺体を犬が食うのに対して、「人間は犬に食われるほど自由だ」と言っていたのを思い出す。
人間は自分のウンコを食べてしまうほど自由なんだ・・・。
文化の奥深さを感じた次第。

ディズニーランドでの結婚式・・・

この1月に私の研究室の卒業生と隣の研究室の卒業生がディズニーランドで結婚式をあげました．
招待状を受け取った時に，正直いって少し戸惑いました．
もしかして，ぬいぐるみなんぞを着なければならないのだろうか！？

実際には，同級生や先輩，後輩が多数出席していて同窓会のような雰囲気で，すばらしい結婚式でした．

そこで，関心したこと・・・
ディズニーランドのファンタジーの世界と結婚という現実の世界が，実にうまく調和していたことです．
私が心配していたような違和感がほとんど無いのです．
抜群の演出力だと思いました．

この演出の仕方は，ジオパークを考える際にも本気で考慮すべきことかもしれません．
ディズニーランドやディズニーシーには，学ぶところが沢山ありそうです．

そして，感動したこと・・・
新婦がお母様に対して，感謝のことばを読んだのですが，それが良かった！
子供の時からいかに大切に育ててもらったのか，それに新婦がいかに感謝しているのかが良く伝わってきました．

不覚なことに，思わず涙してしまいました！
もっと不覚なことに，それを隣席の大学院生Ｎ君に見られてしまいました！！
鬼の目にも涙・・・

お幸せに