市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.
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どうも,天野研究室D3の松原です.最近気になった話題を一つ.
最近,携帯電話を片手に観光地を訪問するゲーマー(?)が急増しているそうな.しかも,行った先々でお土産を大量に購入しているらしい.携帯情報を頼りに観光地を巡る一般的なお客さんでもないようだ.はてはてこれはいったい?
実はこれ,「コロニーな生活☆Plus(コロプラ)」というゲームなんだそうです.コロプラとは「位置情報によって移動距離を計算し,距離に応じてゲーム内通貨(プラ)がもらえ,稼いだ通貨で自分の島(コロニー)に建物を作ったり,土地を増やしたりできる」というもの.さらに,利用者が全国各地の「提携店」で商品を購入すると,その金額に応じて通常は入手できないレアアイテム(バーチャル土産)がゲットでき,このレアアイテム目当てに提携店を訪れる人も多いといいます.
JR九州では,コロプラを使った九州一周なんかも企画(URL).
ジオパーク.とっても魅力的ですが一般の方々にとってはまだまだ認知度が低いのが現状.”中身”の充実は当然として”入り口”もしっかり作らなくてはいけません.兎にも角にもまず「来ていただく」ってことが大切ですよね.
学生の地質情報活用プロジェクトによるジオツアーには,すでに何人ものキャラクターが登場しています.
彼女らにもっと活躍してほしいとおもいます!!
ここに紹介したのは,現在登場済みの茨城県北ジオパークガイドキャラクターの一部です.
大子町袋田周辺地域担当「奥久慈凛子」.「地質観光まっぷ袋田の滝」で登場.
名前の由来:奥久慈の特産物,奥久慈のりんご.
ひたちなか市平磯海岸担当「湊真子」.「地質観光まっぷ平磯海岸」で登場.
名前の由来:投げ釣り氏憧れの魚,常磐ガレイ(マコガレイ).苗字の湊は,地元の人の那珂湊地域の呼称です.髪どめはアンモナイト.
大子町八溝山担当「相条茶兎」.「地質観光まっぷ八溝山」で登場.
名前の由来:八溝山に見られる層状チャート.
大洗町担当「大洗ナミ」.「地質観光まっぷ大洗」で登場.
名前の由来:大洗の雄大な波.
茨城県北西部担当「八溝雫」.IYPE終了記念イベント宣伝ポスターで登場.
名前の由来:おいしい水で有名な八溝山.そこから流れる一滴の雫.
朝日新聞3月15日(月)の茨城版の記事です。
「茨城空港で14日、アニメなどのキャラクターに扮して楽しむコスプレ大会があった。地元のコスプレ愛好家らが『開講を地域で一緒にもりあげよう』と企画し、県内や東京、遠くは京都などから約90名が集まった。・・・」
3月14日のブログ(玄武岩の玄さん)で紹介した「玄さん」もそうですが、ジオパークを普及させるためには、あらたなキャラクターの創出も大切!
上のような動きにも注目していきたいと思います。
「地質」というのは、一般の人にとってみれば、たんなる石ころだったり土塊にしかすぎないのです。
我々専門家は、ここへんをきちんと認識しなければならないと思います。
いろいろな工夫をして、一般市民の興味を引くことが必要です。
学術的な内容の充実は言うまでもありませんが・・・
「茨城空港で14日、アニメなどのキャラクターに扮して楽しむコスプレ大会があった。地元のコスプレ愛好家らが『開講を地域で一緒にもりあげよう』と企画し、県内や東京、遠くは京都などから約90名が集まった。・・・」
3月14日のブログ(玄武岩の玄さん)で紹介した「玄さん」もそうですが、ジオパークを普及させるためには、あらたなキャラクターの創出も大切!
上のような動きにも注目していきたいと思います。
「地質」というのは、一般の人にとってみれば、たんなる石ころだったり土塊にしかすぎないのです。
我々専門家は、ここへんをきちんと認識しなければならないと思います。
いろいろな工夫をして、一般市民の興味を引くことが必要です。
学術的な内容の充実は言うまでもありませんが・・・
3月11日(木)に国内98ヶ所目として茨城空港が開港しました.
お祭りムードもある一方で,需要予測を達成するのはかなり難しいとか,観光客は,県内を素通りして日光や東京,箱根に直接行ってしまうのではないかといった残念な意見がでているようです.
開港そうそうの悲観的な意見は残念です.
そう言いたい社会的,経済的状況は重々承知の上でも,残念です.
茨城空港の周辺には,霞ヶ浦や筑波山といった自然の宝物があります.
これらをうまく利用すれば,観光客の足を留めることも不可能ではないと思うのですが・・・
今,私は茨城県北のジオパークの設立を目指して行動を開始しました.
県南にもジオパークの基になる自然は一杯あります.
茨城空港とジオパークを結びつけて考えてみませんか?
もちろん,ジオパークだけでなんとかなると脳天気にいっているわけではありません.
少しでも前向きの姿勢の議論が展開されることが大切ではないかなと思っている次第です.
物事は前向きに考えることで活路が見えてくることもあると思いますが・・・
悲観的にばかり考えると,だんだん元気がなくなってきてしまいます.
地域社会の振興は,まず気持ちの上での元気が必要かと愚考します.
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HN:
天野一男
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性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長,
技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長,
技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
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