市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.
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友人にさそわれ、東京都現代美術館の「フセイン・チャラヤン」展に行ってきました。
ふだん私の活動している世界と相当かけ離れた世界ですが、少しでも「知の地平」を広げようなんてカッコつけて行ってきました。
パンフレットのことば:「フセイン・チャラヤンは、現代社会に対する文明論的な批評を込めたコンセプトや魅力的な物語性、かつそのミニマルなデザインによって高く評価されているファッション・デザイナーです。」
自分なりに頑張ったのですが、頭では理解したような気がしても、なかなか感性をここまで広げることは困難でした。
この年になると、すでにできあがっている自分の中の「枠」を壊したり、広げることは相当困難ですね。
ただ、作品F(Before Minus Now+After Words)は、なんと!!「地殻変動」をコンセプトにデザインされたドレスとのこと。
これって、ジオパークのインタープリターのコスチュームに使えないかなどと、けちな気持ちで見たのですが、どこが地殻変動なのか分からず・・・・
見学を終わって、カフェ・ハイで昼食。
ベトナムビールにベトナム料理。
それに、食後のデザートは、なぜかモロッコパイにモロッコミントティー
不思議な組み合わせの食事でした。
でも、食事は十分に満足。
帰りの電車の中で、モロッコから連想して映画「カサブランカ」のことなどをぼんやり考えていました。
イングリッド・バーグマンの知的な美しさ、ハンフリー・ボガードが経営するバーでのジャズピアノなんて何回見てもいいです。
ところで、この映画、私のような団塊の世代にとっても古典ですが、今の若者にとっては化石でしょう。
先日もかなりの学生が松本清張を知らないのを知って、愕然。
これって、私が筑波久子を知らなかったのと同じかな・・・
久しぶりに頭も気持ちもスッキリしました!!!
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理学部G棟前の梅の木に実がなりました。
ツウィッター始めたばかりで、使い方のコツが分からず、学生に教わりながら右往左往。
この所はリストの使い方がいまいちピンとこない。
そのなこんなをしている内に、iPodの「プレイリスト」のことを思い出す。
適当に好きな曲を入れて、カーステレオで聞く時に重宝している。
*** 閑話休題 ***
ここしばらくはまっているいる音楽。
モーツアルト「弦楽五重奏曲第四番K516」と「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K364」.
年寄りになるとモーツアルトを聴きたくなるんだという若者の“悪口”をものともせず、聞き続ける。
ヴィオラの響きがいい。
K516第一楽章のヴィオラの悲しい響き。
これ聞いたら死んでもいいような気分になりそう。
K516の第一楽章に加えて、K364の第三楽章が、特にお気に入り。
そこで、iPodのプレイリストを使って、①K516第一楽章、②K364第三楽章、③K516第一楽章とつなげてみる。
人には強要できないが、自分だけで楽しんでいる。
ところで、②に北島三郎や美空ひばりなんて正当派演歌やジャズなんかを入れたらどうなるか?
そのうちに実験してみよう。
「小林秀雄」先生が聞いたら、激怒するだろうな。
今日のNHKニュース(5月15日)で、東京都内のスズメが激減しているとの報道があった。
原因は、建物の気密化がすすみ、スズメが巣を作りにくくなったためだとのこと。
このニュースを聞いて、10年前のロンドンを思い出した。
ロンドン、特に公園を歩いていて、何か奇異な感じがしていた。
最初は、その理由が何だか分からなかった。
その内に気が付いたこと。
スズメがいない!
日本ではどこでも見かけたスズメがいないのである。
その異様さに気づいて、さっそく日本にメールを打ったことを覚えている。
イギリスでも田舎に行くと、少しだけいた。
でも、ほんとうにわずかしかいなかったのである。
日本でも同じことがおこりつつある!
本当に原因は、建物だろうか?
なんとなく不気味な感じがしている。
そういえば、10年前には、イギリスで口蹄疫がはやっていた。
昨晩、NHK衛星放送第2で、「ザ・スター 今夜は山本寛斎」を見た。
66才にして、今でも新しいことに挑戦していること、ベトナム人の弟子が一人前になったのを見て涙するところなど、感動した。
番組の中で紹介された寛斎語録の一つ。
「人は見かけだ!」
これは、「人は見かけでは無く、中身だ」に対する、強烈なアンティテーゼ!?
我々研究者の中では、良い研究さえしていれば、姿形などどうでも良いし、人とコミュニケーションが取れなくったって良い。
むしろ、本物の研究者はそんなものを一切気にしていないのである・・・
なんて、信じられていいたのではないか。
でも、最近、感じること。
見かけにあわせて中身も変わることはある。
就活で、学生がスーツに身を包むのもこれ。
見かけを立派にすることにより、中身も少し持ち上がるのかも。
もちろん、見かけと中身があまりにも違いすぎるとかっこわるいが・・・
人にものを頼んだり、人を説得するときには、見かけは大事だと、思うことが多い。
「私は研究者ですから論文が名刺代わりです、したがって、名刺は持っていません。」
これって、だんだん通用しなくなっている。
末は博士か大臣かという時代はとっくに過去のものである。
ただ、見かけだけしかないのも困ったものではあるが・・・・
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天野一男
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性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長,
技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長,
技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
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