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市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.
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一日の仕事が終わって,今ほっとしています.
こんなのを聞きながら,ワンカップ一人でやってます.
http://www.youtube.com/watch?v=lkmAbzMLEu0

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2004年のスマトラの巨大地震・津波の後、2005年に書かれた本である。
リスボン、アウシュヴィッツ、ヒロシマ、ニューヨーク、スマトラでの、自然、人的破局について、科学哲学的な観点から論じている。

まえがきと解説(西谷 修氏)で、東日本大震災、フクシマについて触れられている。
本文は、キリスト教的価値観を持たない大部分の日本人にとっては、必ずしも理解し易いとは言えないが、まえがきと解説は、その辺を考慮してかかれており、この部分だけでも一読の価値有り。

解説から:この本が言わんとするところが一言でまとめられている。
『「自然的悪」と「道徳的悪」とを区別し、近代に後者が前者を呑み込むことをしめして、その果てにやがて誰の積に帰すこともできない「システム的な悪」が生まれることを論じている。その種の「悪=災厄」には個々の
人間の悪意も見いだせず、また相手がいないから犠牲者に憎悪も生じない。そしてそれに対処することが現代の論理的養成になっていると。それがまさに原発事故のようなケースである。』

まえがきから:
『わたし達を脅かす巨大な機械を操作する人々が、有能かつ誠実であるということのほうがはるかに深刻なのだ。そのような人々は自分たちが非難されていることを理解できない。』

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6fcffeef.JPG  







柴又帝釈天の飴切りのパーフォーマンスです。
リズミカルでほれぼれしました。

駅前では、寅さんの格好をしたガイドさんが接待に努めていました。
寅さんが持っていたという”本物の鞄”を披露し、皆さんにさわらせていました。
鞄にさわるだけでも、結構満足していました。

茨城県北ジオパークでも学ぶところは沢山ありそうでした。
観光地を訪ねた時に、ジオパークというめがねを通して見てみるといろいろアイデアが沸いてきそうです。

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ドイツのギムナジウムのクリスマスのことを書いた子供向けの本.
こんな学校があったらいいな・・・
こんな先生がいたらいいな・・・
こんな生徒がいたらいいな・・・
こんな著者の気持ちがいっぱいつたわってくるステキな本である.

でも,今の大人の心にぐさりと刺さる言葉がところどころに書いてある.
特に昨年の3.11以降には,これらの言葉はいたい.

『かしこさをともなわない勇気は乱暴でしかないし,勇気をともなわないかしこさは屁のようなものなんだよ!世界の歴史には,かしこくない人々が勇気をもち,かしこい人びとが臆病だった時代がいくらもあった.これは正しいことではなかった.』
屁をしているだけの学者にはなりたくない.

『平和を乱すことがなされたら,それをした者だけでなく,止めなかった者にも責任はある.』
本当だね.
でも.止めるのには相当な勇気が必要だ.

『なにがたいせつかということに思いをめぐらす時間をもつ人間が,もっとふえるといいということだ.金も地位も,名声も,しょせん子どもじみたことだ.おもちゃだ.それ以上じゃない.ほんもののおとななら,そんなことは意にに介さないはずだ.』
年を取るだけでは,本物の大人にはなれないね.

*****
私の好きなところ.
『「飛ぶ教室」号は北極におりたつ.みんなは,雪の中からつきだした地軸を見物し,地球が極地でもたいらなのを,自分の目でたしかめる.』
宮沢賢治的だな・・・

今から80年近く前に書かれた本だが,今よんでもほんのりしたり,ドキドキしたりすること請け合い.
ぜひ,ご一読を.

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本日の茨城新聞より。
「研究」の「究」の字の成り立ちについての記事。

「九」は、竜を意味するとのこと。
冠の「穴」は、穴のこと。

穴のなかに身を折り曲げた竜が入り込んでいる姿を現している。
すみずみまで「きわめる」意味がある。

真理は些細なことの中に隠されている・・・

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プロフィール
HN:
天野一男
性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長, 
 技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
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