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市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.
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金曜日、土曜日は大学院のH君と巡検の下見に南部フォッサマグナに出かけた。
2日間で900km走破。
綺麗に晴れ上がった青空に、雪をかぶった富士山が映える。
富士山の周りをぐるっと一回りしたので、あらゆる方向から富士山を見る。

久ぶりの南部フォッサマグナ。
露頭の状況が大きく変わっている。
神縄断層の露頭への道は、土石流で流されてしまっていた。

南部フォッサマグナの島弧-島弧衝突テクトニクスという壮大なドラマを学生に理解してもらえるか?
頑張って案内しようと思う。
ただ、積極的に自然を理解しようという姿勢と情熱の無い人には、ただ苦しいだけの巡検になるかもしれない。
でも、それは仕方の無いことだと思う。
自ら問いを発しないものに、自然は何も答えてくれない。

南部フォッサマグナは、これまで私の研究室の多数の学生が命がけで調査してきた所である。
地質学にあまり感心の無い人に楽しんでもらうことは目的ではない。
真剣な巡検を行うつもりである。

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いよいよ明日から、後期が始まります。
学生諸君は気を引き締めて頑張りましょう。

就活などで消耗している学生もいることと思います。
どんなことがあっても、自分を見失わないことです。
ありきたりのことばですが、自分の足下を見つめ、道を見失わないことが大切です。

後期が、学生諸君にとって大きな飛躍の時となることをこころから願っています。

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地質学会が終わりました。

天野研究室の学生達は、本当に頑張りました。
優秀ポスター賞を3ついただきました。
これは快挙です!!
学生諸君の普段からの努力がみとめられたのだと思います。

Sさんの口頭発表もすばらしかった!!
ツイッターによるジオツアーという新しい試みの紹介で、聞いていた方々に楽しんで聞いていただけたと思います。
世話人代表から「感動的だった」とお褒めいただきました。
4年生で、感動を与える発表ができるなんてよかったと思います。

これからも、気持ちを引き締めて精進しましょう。

下に、地質学会のホームページから、学生の勇姿を引用します。
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土曜日の午後、第300回資源セミナーが東京の芝パークホテルで開催された。
ジオパークへの大学の取り組みについて講演。
コンサルタント、資源関係の技術者を中心に46名の参加者。

参加者の皆さんからは、たいへん強い興味を示してもらえた。
特に、ジオツアーについては、マーケット・リサーチが重要であること、「ジオ的」な新しい価値観の創成といった点については、懇親会の席でもさまざまなご意見をうかがうことができた。

月曜日には、茨城県北ジオパーク運営委員会が開催されるが、一歩先に進む勇気を与えられた。
ありがたいことである。

******
セミナーは午後2時からで、午前中少し時間があったので、東京駅のoazoで時間つぶし。
ここは東京の中でも好きなスポットの一つ。

丸善で、Susan Sontag: The Volocano Loverと皆川達夫:中世・ルネサンスの音楽を購入。
地下で昼食。

余裕のある充実した一日であった。


 

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最近の就活はおかしい!

このごろは、3年の後半になると学生は就活を始める。
講義も休みがちになる。
就活に行くので、出席扱いにしてほしいとよく言ってくる。
世の中の動きで、学生の責任ではないのでむげに断るわけにはいかない。

でも、おかしい!
3年生の後半から就活をし、早い学生は3年生の終わりには内定をもらっている。
やはりおかしい!

内定の時には、専門科目のほとんどの成績がでていないのである。
企業は、いったい何を判断材料にしているのだろうか?
3年生の終わりに内定をだしている企業は、すくなくとも専門科目の成績はあてにしていないことになる。
人間性だけで内定しているのだろうか?

大学教育に携わっている者からすると、これは大学の教育にはあまり期待していないということで、極めて残念である。
大学の教育が実用的でなく、卒業後には役に立たないということで、教育改革を進めてきたのではなかったか?

先日、ある企業の方に伺った。
今のように就活が早まったのは、企業にとっても迷惑とのこと。
年度末、年度初めはい企業にとっても重要な時期で、この時に面接をするのは負担になっている。
でも、やらないと他社に先をこされてしまう。

昔、青田刈りの禁止をしていたことを忘れてしまったのだろうか?

おかしな事にたいしては、「おかしい!」とはっきり言わなければならないと思う。
関係者は、是非、声を上げてほしい。

何年か後に、あのときは間違っていたと言われても、当事者にとっては後のまつりである。
どうも、最近、このたぐいの事が多いような気がしている。


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プロフィール
HN:
天野一男
性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長, 
 技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
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