忍者ブログ
市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.
折々のおちぼ拾い 5

 『反対者を受け入れ、敵対者と共に統治するのがデモクラシーです。国民的な和解なくして、デモクラシーは成り立たないんです。反対者との「気まずい共生」こそがデモクラシーの本質なんです。』
http://blog.tatsuru.com/2020/01/07_0942.html 
内田樹氏のブログから

安倍政権のもとで日本のデモクラシーが崩壊しているという文章の中から。今、様々な局面でトップダウンということが叫ばれ、ここで内田氏が言っているようなことが崩壊していることを日々感じている。大学改革などもでも顕著だと思う。学問の府でも、強い者、権力を持った者を批判することの重要さが忘れさられているような気がする。以前に文科省の大学政策について批判的な発言をした時、そんなことは自分で方針を決定できるような立場になってから言えと言われたことがある。この言葉は、今でも私の心の奥にトゲのように刺さっている。

拍手[0回]

PR

折々のおちぼ拾い 4

『ビッグデータを利用するアルゴリズムがデジタル独裁政権を打ち立て、あらゆる権力がごく少数のエリートの手に集中する一方、大半の人は搾取ではなく、それよりもはるかに悪いもの、すなわち無用化に苦しむことになるかもしれない。』(ユヴァル・ノア・ハラリ. 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.136-138). Kindle .

資本家による労働者の搾取という図式では理解できない状況がうまれつつあるのかもしれない。搾取の対象にすらならないといいうことは恐ろしいことだと思う。人類のあり方そのものへの考え方が変わるかもしれないと指摘している。

拍手[1回]

折々のおちぼ拾い 3

『僕は大学改革を見ていて、ヤマタノオロチを思い浮かべます。これでは破滅に向かうだけです。まずはオロチをいったん眠らせ、その間に全面的な見直しをすべきだと思います。』(中央公論2020, 2. 対談・迷走する大学改革での佐藤郁哉氏の発言)

まったく同感。改革の名のもとに大学教員、職員は翻弄されている上に、むしろ大学はダメになっているのではないかという強い感想を持つ関係者は多いと思う。ここで、一休みして頭を冷やす必要があろう。

拍手[1回]

折々のおちぼ拾い 2

『僕はオッペンハイマーに二十世紀の人間のー特に自然科学的人間のー一つの典型を見たような気がする。彼は現代のファウストのように思われる。自然科学には何といってもメフィスト的な要素があって、彼はメフィストとけい約して、天上的なものと地下的なものとの間にさまよっているような印象を受ける。これは彼のみならず、今世紀の人間、特に科学者全体の運命ではないだろうか。』(朝永振一郎, 1954, 暗い日の感想)

 今から数十年前の記事であるが、21世紀の現在において、この運命はますます大きく我々の上に覆い被さっているのではないだろうか。原発問題、地球温暖化問題、AI、バイオ等々、人類どころか地球の未来にもかかわることに科学者はどう対応したらよいのか、真剣に考えなければならない時期になっている。躊躇している時間は無い。

拍手[0回]

折々のおちぼ拾い1

朝日新聞の1面左下にある、鷲田清一氏の『折々のことば』を時々読んで楽しんでいる。

楽しみながら、ふと私もやってみようかなと思い立った。

『折々のことば』では剽窃になってまうので、遠慮して『折々のおちぼ拾い』としてみた。
 

まずは、第1号。

********

The degree of emotion displayed by a debater, observes Bertrand Russell, is a direct indication of his lack of knowledge of the subject at issue. (訳)議論している者が示す興奮の度合いは、論じている問題についての知識の欠如を示す直接の指標である、とバートランド=ラッセルは言っている。』[赤尾好夫編(2019復刻版)英語の綜合的研究.旺文社, 672pp.

 マスコミでの議論を聞いていて、論者達はなぜあんなにあつくなるのだろうかと時々思っていた。どこかうさんくさいなと感じていた。この言葉を読んで、これ当たりかなと感じた。昔の高校の英語教材には、この類のものが結構多かった。当時高校生の私は、それが鼻についてたまらなかったのだが・・・

拍手[0回]

HOME
カレンダー
01 2020/02 03
S M T W T F S
1
2 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
フリーエリア
最新コメント
[12/18 J.H]
[10/21 J.H]
[08/10 asM]
[06/29 幸田商店]
[04/16 鈴木]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
天野一男
性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長, 
 技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
カウンター

Copyright © [ ジオフォーラム2010 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]