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市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.

大学の英語教育がAIの進化とともに大きく変わるのではないかという意見を通信159に書きました。

最近、私は、英語教育だけでなく大学そのもののあり方が、AIによって変わる可能性があると考えています。
ある専門家は、AIの進化によって失われない職種の第一番目に大学教員をあげていました。

でも、最近、別の専門家は研究者のかなりの部分はAIに取って変わられるかもしれないと主張していました。

そんな中で、AIに負けない分野は「考古学」だと言うのです。
データそのものがアナログ的でなく、AIのアルゴリズムでは分析できないからだそうです。

これが本当ならば、フィールドジオロジーは大丈夫かもしれません!?
フィールドジオロジーが分析的でない、あるいは現代科学的でないということかもしれませんが・・・
今でもフィールドジオロジスとは、ハンマー片手に山を歩いているのですから。

大学教員の講義の部分は、たぶんAIにとって変わられるかもしれません。
それも、かなり早い時期に・・・

※ 面白い動画を見つけました。
英語ですが、日本語訳を引用しておきます。
チョット怖いですよ。

++++翻訳引用++++
スズメ の 村 の、 終わり が 見え ない 物語  

村 の スズメ たち にとって は 巣 作り の 季節 で あっ た。 彼ら は 幾日 もの 間、 毎日 休む こと なく 長い 時間 働き つづけ た。 そして、 黄昏 の なか、 さえずり ながら 体 を 休め て い た。
その 時、 一 羽 の スズメ が つぶやい た。
「われわれ スズメ は、 体 も 小さい し 力 も 弱い。 もし フクロウ が ここ に い て、 巣 作り を 手助け し て くれ たら、 われわれ の 人生 は どれ だけ 楽 に なる だろ う」 
「本当に そう だ。 ここ に フクロウ が いれ ば、 年寄り 連中 の 手助け をさ せ たり、 子供 たち の 面倒 を 見 させる こと も できる」。 別 の スズメ が 相槌 を 打っ て 続け た。
「賢い アドバイス を もらう こと も できる。 それから、 ネコ の 見張り をさ せる こと だって できる」。 もう 一 羽 が 言っ た。  
そこで、 長老 スズメ の パスタス が 口 を 開い た。
「たとえば、 四方 に スカウト を 放ち、 みなし ご の 子 フクロウ が どこ かに い ない か、 探し て みる という 話 は どう だろ う。 卵 だって いい。 フクロウ が だめ なら、 カラス の 雛 でも、 イタチ の 赤ん坊 でも かまわ ない。 もし この 計画 が 成功 すれ ば、 われわれ にとって 最高 の 話 だ。 少なくとも、 あっち の 向こう に、〈 食 無尽 大 穀 殿〉 が 建っ て 以来、 最高 の 話 だ」 
長老 パスタス の 言葉 に スズメ たち は みな 拍手喝采 し、 声 を 張り上げ さえずっ た。 
しかし、 片目 で 気むずかし 屋 の スクロンクフィンクル だけは、 長老 の 話 に 納得 し なかっ た。 そして、 次 の ご とく の たまわっ た ─ ─「 これ は 間違い なく、 われわれ を 破滅 へと 導く 話 だ。 フクロウ 探し を 始める 前 に、 フクロウ を 飼い なら し、 手 な ず ける 方法 を 考え て み ては どう だろ う」。
「フクロウ の 卵 を 見つける こと で すら 難しい。 なのに、 フクロウ を 手 な ず ける なんて、 難し すぎる こと だ。 だから まず、 フクロウ を 育てる こと から 始めよ う。 そして、 うまく 成長 さ せる こと が でき たら、 お前 の 提案 に 挑戦 し て みよ う では ない か」。 長老 が 答え た。
「あんた の 計画 は おかしい!」。 スクロンクフィンクル は 大声 で 反対 し た。 だが、 無駄 だっ た。 スズメ の 仲間 たち は、 長老 の 指示 に従い、 二、 三 羽 の スズメ を 後 に 残し、 あっち の 方向 こっち の 方向 へと 飛び 去っ て しまっ た からで ある。
  残さ れ た スズメ たち は、 どの よう に すれ ば フクロウ を 飼い なら し、 手 な ず ける こと が できる かを 自分 たち で 見つけ出そ う と し た。 しかし、 彼ら は すぐ に、 長老 パスタス が 正しい こと を 悟っ た ─ ─ それ は あまりに も 難しい こと だっ た ので ある。 実物 の フクロウ が いれ ば、 それ を 実験台 に いろいろ 試せる だろ う が、 それ が い ない の だ から、 なおさら 難しい。 それでも 彼ら は、 力 の 限り ひたむき に 試み つづけ た。 自分 たち が、 フクロウ の コントロール 問題 を 解決 できる よりも 前 に、 仲間 の 誰か が、 フクロウ の 卵 を 抱え て 戻っ て くる こと を 心配 し ながら。
この 物語 の 終わり は、 どういう 終わり に なる のか。 それ は 誰 にも 分から ない。 しかし、 著者 は、 片目 スズメ の スクロンクフィンクル に、 そして、 彼 と 一緒 に 努力 し た 数 羽 の 仲間 たち に、 本書 を 捧げ たい。

ニック・ボストロム. スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運 (Kindle の位置No.8-34). 日本経済新聞出版社. Kindle 版. 』

YOUTUBE.COM
Nick Bostrom prefaced his 2014 book SuperIntelligence: Paths, Dangers, Strategies with a chilling parable illustrating how foolhardy humanity's pursuit of st...

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http://blog.tatsuru.com/2016/03/13_1552.php

常に変化を求め,拡大成長していく資本主義に世界が疲れている.
この辺で一旦休む必要があるのではないかという内田 樹による論考.

政治,経済に限らず科学技術においても同じ状況にあると私も思う.
一旦休んで,体制を整えないと世界はその存続が危ういかもしれない.

少し前に読んだ広井良典「ポスト資本主義−科学・人間・社会の未来−」(岩波新書)の中の以下の記述を記憶に留めておきたい.
『二一世紀は,なお限り無い「拡大・成長」を志向するベクトルと,成熟そして定常化を志向するベクトルとの,深いレベルでの対立ないし,”せめぎ合い”の時代となるだろう』(244p.)

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高橋源一郎の朝日新聞の記事『〈SMAPの謝罪〉社会に潜む暗黙のルール』を読んだ。

社会の持っている暗黙のルールに、たとえ正義感からでも、反した場合は社会から干されてしまうという記事。
この構図は、日本の社会のいたるところにあると思う。
多くの場合、人々はそれが怖くてものも言わなくなったり、そのルールを「忖度」して発言や活動を停止してしまうのだろう。
ことを進めようとする場合、これが致命的になることが多いような気がしている。

この記事の中で紹介されていた、藤原新也が雑誌「SWITCH」で書いた福田和香子へのインタビュー内容に注目したい。

 『「周りの友達と上手(うま)く馴染(なじ)むこともできないし、無理して合わせるのも変だよなと感じて」いた福田に、事件が起きる。「中学の家庭科の先生が『君が代』不起立をやって」左遷されたのである。その処分の後、校門の前に立ってひとりで抗議をしていた先生に「頑張ってね、応援してるよ」と声をかけられなかった福田は、その悔いを残したまま、やがて国会前のデモに行くようになる。けれども、そんな彼女の周囲にいた、以前からの友人たちは、離れていった。
 それもまた、「謝罪」のために立ち尽くすアイドルグループのように、わたしたちにとって馴染み深い風景なのかもしれない。どちらも、この社会が隠し持っている暗黙のルールに違反したから起こったことなのだ。 
 自分の「正義」に疑いを抱きながら、それでも、「危ういバランス感覚」で活動をつづける自分について、福田はこういっている。
「下手に正義を掲げて突っ走ってしまったら、すごく偏った人間になってしまうから。半分靴紐(くつひも)がほどけていて、全力では走れなくてダラダラ歩いているぐらいのほうがいいのかなとも思う」

最後の部分が良い。

http://www.asahi.com/articles/ASJ1V5QRDJ1VULZU00K.html?ref=nmail

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今,日本では大変なことが起ころうとしている.
現代の大衆の一人としての自分の位置づけが必要な時がきている.

http://blog.tatsuru.com

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レヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」,3度目の読書.
一回目は大学1年生の時だったような気がするが,記憶が定かで無い.

下記のような過激な記述があった.
今までは読み飛ばしていたが,今回初めて気がついた.
1955年に出版された本に,こんなことが既に書いてあった!!!

『西洋文明の生んだ最も高名な作品ー窺い知ることのできない複雑さで,さまざまな構造が入念に組み合わされている原子炉ーの場合のように,西洋の秩序と調和は,今日地上を汚している夥しい量にのぼる呪われた副産物の排泄を必要とするものなのである.』
悲しき熱帯(上)川田順造訳p.51.

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プロフィール
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天野一男
性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長, 
 技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
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