忍者ブログ
市民地質学者が地球に関連した話題を中心として様々な話題を提供するブログです.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

040559d4.jpg





日本地質学会・日本鉱物科学会水戸大会の野外見学会の写真がMさんより送られてきました。

これは、最後の露頭の前での写真です。
ストライクスリップ堆積盆の縁辺部に発達する崖錐堆積物が露出しています。

全員、ばっちり膝上まで水につかって調査しました。
背後には、崖の上に上がって調査している人もいます。

プロ根性ですね。
頭が下がりました。

皆さん、本当にお疲れさまでした。

拍手[6回]

PR

明日(9月9日:金)より、茨城大学において日本地質学会と日本鉱物科学会の合同大会が開かれます。
大会の表題は「いま、地球科学に何ができるか?」です。
地球科学が社会の要請にどう応えて行くべきかを真剣に考える機会になってほしいと心から思います。

市民向けの講演会、シンポジウムを用意しました。
ぜひ、みなさん足を運んでください。

9月10日(土)特別講演会:日本のジオパーク-列島の台地に学ぶ-
9月11日(日)公開シンポジウム:大規模災害のリスクマネージメント-東方句地方太平洋沖地震に学ぶー
         市民講演会:東日本大震災と地震・津波・原発

その他にも、武道館で行われる「地質情報展2011水戸」(土・日)も皆様をお待ちしています。

詳細はこれを見てください。
http://www.geosociety.jp/mito/content0008.html

拍手[1回]

今日の午後、茨城県庁で日本地質学会・日本鉱物科学会・茨城大学共催の学会(水戸大会)のプレスリリースです。
大会実行委員長として、多くの方々に来ていただくようご案内するつもりです。

水戸大会の大きなタイトルは、「いま、地球科学に何ができるか?」です。
このタイトルは、3月11日よりはるか前に決めていましたが、あまりにもタームリーになってしまいました。

3月11日移行、地球科学者の一人一人が、自分の学問への姿勢を問われていると思います。
身を引き締めて、教育・研究にあたらなければと自分自身に言い聞かせています。
 

拍手[2回]

昨日は,9月12日に計画されている日本地質学会・日本鉱物科学会・茨城大学共催の学会(水戸大会)の巡検の下見に,大学院HくんとTさんと袋田周辺に行く.

日中はかなり暑ったが,夕方になったた雷雨.
でも,最後は半身濡れ鼠になりながら,下見を終了する.

棚倉断層のテクトニクスと堆積作用,火成活動がテーマ.
ストライクスリップ堆積盆の発達過程を理解してもらえるような巡検にしたい.

しかし,棚倉断層周辺といっても範囲は広大であり,たった2日では,欲求不満になってしまうかもしれない.
いつか,1週間くらいの大巡検を組みたいものだ.

私が現役でいるうちに,棚倉断層の研究には決着を付けたい.
あと3年半!!


拍手[6回]

 今日は,タイトルの催しものが大学で開催されました.
高校生をはじめ地域の方々に,科学技術に親しんでいただくためのイベントです.

私は,「地学から見た東日本大震災」という講演をしました.
高校生中心に数十人の方に聞いていただけました.

自然災害から身をまもるためには,私達の足下の自然(ジオ)に対する確かな知識を持つことが大切だということを,伝えました.
特に,日本列島が4枚のプレートのせめぎ合うところに位置する変動帯であることを強調しました.

高等学校での地学履修者が,4%に過ぎないことは,とんでもないことと思っています.
高校において,「地学」を必修にすることが必要と考えています.
地学の知識は,自然災害から身を守って生き残るための最低限の知識であり,日本人にとって必要不可欠な知識のはずです.

これからは,あらゆる機会を捉えて,このことを訴え続けるつもりです.
f1f55534.JPG






写真は,「今年もやります!身近な道具で噴火体験」で使っていた,かわいらしい火山模型です.
これが噴火するんです.


拍手[4回]

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[12/18 J.H]
[10/21 J.H]
[08/10 asM]
[06/29 幸田商店]
[04/16 鈴木]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
天野一男
性別:
男性
自己紹介:
☆茨城大学名誉教授
☆東京大学空間情報科学研究センター・客員研究員
☆日本大学文理学部自然科学研究所・上席研究員
☆一般社団法人日本地質学会理事,ジオパーク支援委員会・委員長, 
 技術者教育委員会・委員長
☆茨城県北ジオパーク推進協議会顧問
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
カウンター

Copyright © [ ジオフォーラム2010 ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート and ブログアクセスアップ
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]