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今日は、大学の教養教育の話です。

私が学生の頃(もう40年も昔になります)、教養課程の教育は極めて評判が良くありませんでした。

シェークスピアの英語なんていくら聞いても、実用には役にたたない!
あまりにも数学的な数学は、実用的でない!
etc. etc.
そして、教養部が解体されました。

実用的な教育。
そして、効果的な教育。資格の取れる教育。

今の大学は、この方向に向かって進んでいます。
私も、一生懸命、これを推進しています。
JABEEは、まさにこの方向だと思います。

一方、最近、ふと思うことがあるのです。
実用的な教育に加えて、教養の教育も必要ではないか?と・・・

英語を例にとると、シェークスピアの英語なんて大学でなかったら学ぶのはかなり難しいのではないだろうかと思います。
イギリス滞在中、テンペストを見にいきましたが、ほとんどフォローできませんでした。
その後も、マクベスのペンギンブックを購入して読もうとしましたが、なかなか読めません。
やはり専門家の手ほどきが必要です。
大学時代にシェークスピアの講義を聴く機会があれば良かったのにと思いました。

実用一辺倒でなく、教養のための英語というのもあって良いと感じています。
時代の動きに逆らうようですが・・・

教養というのは、余裕だと思うのです。
大学1年生の時に聞いた、ソクラテスの話、杜甫の話、文化人類学の話。
今頃になって懐かしく思い出しています。

頭の中に余裕がないと、独創的な仕事はできないのではないかとも考えます・・・

夏目漱石を岩波文庫でさりげなくよんでいる、ネイティーブのアメリカ人やイギリス人がいたら、ビックリですが・・・

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